2015年07月19日

病、陽明学的生き方、そして日本人の今日的精神

医食同源と言う言葉のとおり、全て食の在り方が原因です。しかし、「心が體を動かす」という原理から言いますと、食に対する心の持ち方が最重要となります。プリン体・コレステロール・塩分の多い食べ物出来るだけ控えて。しかし。これが大変難しいのです。プリン体とコレステロールの多い食べ物は特に肉類や卵類、魚の干物に多い、更に、蛋白質を一定量とろうとすれば、必要となる…などです。
しかし、最近の発表では、コレステロールは、食べるものは余り影響しない、とある。(この発表には疑問)。すると体内で作られる値が影響するのでは…、するとコレステロール値を下げる薬に頼ることになるが、これが厄介なもの。スタンチン系の薬は、筋肉の中のおうもん筋を溶解する副作用があると言われています。薬は百害あって一利なし、と言うのが私の結論です。
痛風や脳梗塞の予防としては、野菜と青魚を中心の生活に切り替えればよいでしょう。白米のご飯は、一食160グラム。出来れば酵素玄米を食して頂ければ良いと思います。塩分は一日6g以下、コレステロールは750mg以下。肉食をされる場合は、良質の肉を週一回60gが良いでしょう。
特に油は、気を付けて下さい。オリーブオイルと亜麻仁油にして下さい。オリーブオイルは心臓に。亜麻仁油は、脳神経に大変有効な働きをしてくれます。
身体が老いるのは、フリーラジカル(活性酸素)の作用と言われています。そのためには、SOD(分解酵素)を含むものを食することにあります。それが酵素玄米の持つGABAの働きと、羅漢果の持つスカべンジャーの働きです。(因みに私は、今、年齢75歳、身長170.BMI22.体重62kg、体脂肪17、内脂肪8、身体年齢50歳、視力は全てメガネなし)。

 自然との対話、特に大地との対話、心身統一道と心身統一合氣道は體に著しい効用を表してくれました。
そして、呼吸法と内観・陽明学による宇宙観が大きく作用することも今までの実践で、はっきりしたのです。
「随処に主となれば立処皆真なり」の真の意味は…。そのためには、自分が何のために生まれて来たのか・何のために知識としての学問を学んできたのか・そして何処へ行こうとしているのか・生きる目的は何であるのか…を解決しなければなりません。そのためには、格物窮理と格物致知の違いを自覚すること、知識主義を棄てて、見識を育てること、そして、良知に従った生き方をすることです。

王陽明は「万物は本来的には、窮め格(いた)ることは出来ず、格物を窮めるには、我が身と、わが心を窮めて、其の心にある良知(りょうち)をもって物事に表して理を得ることである。つまり、わが心の良知を顕現することが「良知」であり、それによって事物の理を得ることが「格物」である。因みに「良知」とは、人が生まれながらに持っている心の本体、知能を言い、真実の顕れとしての心の働きをいう。この良知の顕現において心と身、認識と行動が一体となる。これが「知行合一」の実践的な思想である。
すなわち、人は天地の心にして、天地万物は、もと、我と一体なり。生民の困苦荼毒は、いずれか、我が身に切なるものに非ざらんや…。人を視ること、おのれの如く、国を視ること、家の如くにして、天地万物をもって一体となす。
人は天地の心である、天地万物と自分は、元々毅然一体のものです。…自分のような人間も、動物も、草木も。天地から生まれて、やがて死んで、天地に消えていきます。もともと同じものなのです。この境地に立って考えれば、もともと、この世に他人事と云うものは存在しない…。」と。

今の日本人がどの様な精神的変容を経てきたのか、については、次のような変遷と言えます。「明治維新による教育・文化の欧米化⇒日本の精神・伝統・文化の大衆化⇒太平洋戦争の敗戦による無条件なアメリカ文化の受容⇒日本文化、精神の空洞化・日本的、東洋的な心の軽視⇒欧米風な科学主義・知識主義偏重⇒日本人の価値観と心の崩壊」、と言うことが出来ます。その為には、今の日本人には、心の修養を基礎とした人間精神の再形成が最重要と考えます。私は、その為、心身統一道と心身統一合氣道を方便にして日本的精神の再構築を、図ろうとしています。
少し長くなりました。小さな庵でも、壮大な宇宙を観て、浩然の氣を養うことが出来ます。では又。

posted by 弘心 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする