2023年08月26日

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奥山先生のお父さんも武術家ですか?

そうです。私が三歳の時には、大阪市北区池田町八番地(今の天神橋五丁目)の実家は鉄工所を営んでいました。その時には既に八光流の師範でした。工員を相手に不思議な技の修練をおこなっていました。五歳から父に教わりました。

その後、東京支店ができて、昭和31年に東京日本橋高島屋の野外ステージで植芝盛平翁が初めて合氣道を公表しました。父に連れられて、みたのが 合氣道でした。その時の植芝盛平翁の技は凄いものでした。その技は今は見ることは出来ません。

そして父が亡くなる前に、邇心流合氣武術八段の允可とともに二代継承者として相伝を受けました。平成11年のことです。
父奥山喜峰、植芝盛平、日野撤そう、中村天風、藤平光一、安岡正篤先生学び現在に至っております。


posted by 弘心 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

常に前向き」という心の持ち方


齢八十三も半ばを過ぎた。振り返れば、合氣武術と心の持ち方を父奥山喜峰、植芝盛平翁、藤平光一(敬称略)、日野撤叟、中村天風、安岡正篤(敬称略)に学んだ…。
商売の神様といわれた松下幸之助氏は、中村天風に学び、後に自ら松下政経塾をつくり人材育成に努めた。
その松下幸之助氏が若かりし頃、大阪の守口で二股ソケットの製造の仕事を夫婦で営んでいた。商売が少しでも滞ると布団をかぶって寝ていた。それを妻が起こして天風会に送り出していた…。
それが後年、松下電器からパナソニック…と発展していったことは周知の事実です。天性の商才に、中村天風の説く「運命も健康も仕事も全ては人間の心の持ち方によるものだ。自らが主になれ」という言葉を実践された結果なのです。
また、のちに「京セラ」を世界的な企業にさらにはJALの再建、KDDの創設などを成し遂げられた稲盛和夫氏も物事の真理を会得されたその一人です。四無量心…利他の心を自らのものとして企業経営に成功された。
彼は企業には正義・大義がなければできない。物事に取り組む場合、一切の疑念を抱かない、人間として正しいかどうか、人生観・哲学を持つ…と説かれ「京セラフィロソフィー」として小さな冊子として、全社員が共有されていた…。
則ち「心が身体を動かす」「全て心に始まり心で終わる」「人生の目的は心を磨き、他に尽くすこと」その原理を会得されたのです。それを武術に活かすか企業経営にいかすか、人間としての生き方にいかすか。私が学んだ六人の師はそのことの真理を説かれていたのです。
「人生のすべては自分の心が映し出す」、この言葉を肝に銘じてこれからも歩んでいきたい。
posted by 弘心 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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