フジテレビの話題
タレントと女子アナの関係についての問題が一企業の存亡に関わる事件に発展している。
テレビのスイッチを入れると、いずれも専門家と称する人たちが我が意を得たりとばかりに喋っている…。
不思議な光景である。
男女間の問題は、いつの世にも変わりはない。
しかし、物事の真理をしることをしない、いや出来ない人間が多くなった。
問題のフジテレビの経営者は、いずれも高齢者であるが素養がない。
佐藤一斎の「言志四録」の一冊でも読んで居れば、企業経営者してまともな判断が出来たであろう。
欲を言えば安岡正篤先生の「『人間』としての生き方」を知れば決してこのような事態にはならなかったのではないか。
人間は、知識だけでは駄目である。それを「見識(智慧)」にして、実行する「胆識」さらには、「節操」を揺るがない自らのものとしなければなりません。
日本には、「品格」「人格」という言葉はないのか。
今、日本人に欠けているのは、この一点につきる。