福井県大飯町にある。
作家水上勉氏が主宰されているを若州人形座の
拠点として、また宗教・美術・文学などの資料
展示する施設として約7000uの敷地に建設された
ものである。
水上氏の想いは、子供たちが本を読むことで人生や
夢を拾ってほしいということ、文庫の名称にもなっている
「曹源一滴水」の思想を顕彰するすることに在る。
大都市に建っているようなものはいらない。
都市の物まねはいらはいらない。
小屋でいい、という水上氏の想いをもとに建築された。
谷間に溶け込んでいくような佇まいの建物、
人を包み込み展示物がバックとして充分な役割を果たし、
互いに協調し合い、見る者に訴えかける空間をめざし、
それにふさわしい材料・工法が選ばれている。
(因みに、この建築物は、1990年に
中部建築賞を受賞している)
施設としては、本館を中心に、竹人形館、
くるま椅子劇場、竹紙工房、六角堂、茅葺館、庭園で
構成されている。
捨てられる竹の皮、笹を煮て紙をつくり、その紙から
人形の面をつくる。
竹ひごで作られた頭部に面をつけられて、竹で作られた
人形の手足。
着物を着せられて、命を吹き込まれて
様々な表情で演ずる人形。
まさに、捨てられるものからの再生である。人形が
いきる。
捨てられる一滴の水は、万物を育てる命をもっている。
雨は、水蒸気となった雲から、地上に落ちてくると一般的に
云われているが、ある説には、実は雨は、
宇宙の彼方から下りてくる。
その一滴の中には、万物の生命が入っていると…。
今年の注目すべく若手女性歌手。青山テルマの曲が
流れてきた。最愛の人に聞いてもらいたいと。
「
…どんなにはなれていても、いつもこころのなかにいるよ…
「
…なんどもなんどもきみをおもって、未来をおもった…

