記しましたが「応神天皇」の間違いですので訂正致します)。
半世紀以上生かされてきて、神社については、あまり意識した
ことはなかった。
それが今皇大神社の前に立った時、鮮烈な印象を受けて、
何かが自身の中心に向かって突き進み、入り込んで来るのを
どうしょうもなく、ただ、なすすべも無く立ち竦んだ…。
その後は、不思議なことに、勿論眼が良くなったことも
あるかも知れないが、対峙する眼の前のものの中心が
見えるようになった。
一瞬に相手が何を考え、何を言おうとしているのかが
手にとるように分かるのである。
「合氣」とともに合氣の技は日々進化している感がある。
いや、技というか、體の動きが進化しているのである。
と同時にこころの働きも進化しだした。
(以前にも書いたが、長男を亡くした時、自暴的になった。
その時に籐平宗主に相談したところ、一九会道場に行って
みてはどうか、指示を受けて参加させてもらった。
丁度、日野鐡隻(ひのてっそう…山岡鐡舟の高弟小倉鐡樹氏の
高弟)老師について禊修行に入った時、最後の日に不思議と
辛くもなく、悲しくもなく…何とも言えない涙が出て
止まらなくなった、と書いたことがある)
まったく同じような感覚に陥った…。今、その結果である。
(即ち、「心太虚に帰せずんば、必ず動く」なのである。
この意味は、心が宇宙の本体(心そのもの)と合体したとき、
心身は天地万物と一体化することができる、と言う意味である)
太虚(無私・無我)にして生きることに確信をもった…。
来年には、皇大神社で心身統一合氣道の奉納演武をさせて
頂こうと考えている。
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