西条八十、石本美由紀、星野哲郎、秋元康、筒美京平、サトウハチロウ、阿久悠…などの作詞家の詩は言葉を非常に大切にしていた…。
たった一行の詩を何日もかかって書き表す…など、まさに心血を注いだ言葉です。
それが作曲家と共有され、名曲が生まれていったのです。
特に好きなのは、岡本敦郎さんの「白い花の咲く頃」です。
作詞寺尾智沙、作曲田村しげる。
白い花が咲いていた
ふるさとの 遠い夢の日
さよならと言ったら
黙ってうつむいていたおさげ髪
悲しかったあのときの
あの白い花だよ
歌っていると何か心に変化がおこる…。
「柿の木坂の家」「上海帰りのリル」「男のブルース」…などの詩は心打たれます。
その後、ハワイアンバンドを結成。名前は「エオノ・レイ ハワイアンズ」六つの花輪の意味。スチールギター、ベース、サイドギター2、ウクレレ2の六人。私はウクレレとボーカル。200曲(ハワイアンメロディ以外に、タンゴ、ワルツ、ブルース、歌謡曲など)のリバートリをひっさげて、12月には松下精工のホールで、関西グリークラブと共演など…。これも懐かしい思いでです。
【関連する記事】