藤平光一先生揮毫 「信奉宇宙霊感応即現成」について
この言葉を直訳すれば、「宇宙霊(宇宙全体が一つの生命体)を心が感じ信じた時、瞬時に 絶対の真理を得る」ということです。
信奉……信じ尊ぶ。 宇宙霊……宇宙全体が一つの生命体。 感応……心に感じ応える。即……瞬時に。 現成……佛教語(禅宗)で使われる言 葉で「眼の前に隠れることなく在りのまま現れていること」。
真理……変わることのない、いつ、どこの、だれのところにも例外なく通ずるという性質をもつもの。
「絶対の真理を得る」について。
万物は総て宇宙からか生まれてきたという真理。私たちは宇宙から生まれてきたという真理。
そして私たちの心は宇宙と絶えず交流している真理……。
これらの真理は、如何なる時に自覚できるのか。
それは自らの「心が清らかになったと自覚した」時なのです。
心身統一合氣道の真髄は、「心を清らかにする」ことです。又、違った言葉で表現すれば、「純粋な心」と言えます。
今の心を、原始脳から脱却して、理性の脳に切り替えて、四つの利他の心(四無量心)を完全に自らのものとした時、心は清らかに変化します。
その心には何事に対しても真理が働くのです。その時、宇宙霊の言葉が聞こえるのです。
あらゆるものがとどまることなく進化を続けています。そして宇宙には、浩然の氣が満ちています。
したがって、すべてを良い方向へと導こうとする良き思い、他を幸せにしようとする美しい心を持つとき、それは「宇宙霊」と同調・共鳴し、おのずと物事を良い方向へと導きます。
人間の心のもっともふかいところにある「真我」にまで到達すると、万物の根源ともいえる宇宙霊と同じ所に行き着くのです。
そして、心身統一合氣道の「極意」を会得して、さらに「真髄」を自らのものとすれば、その動き、技は自然と体内から湧き出てくるのです。
藤平光一先生が生涯の師として仰がれた植芝盛平先生の言葉「我舞えば天地舞う」「我即宇宙」と同調するのです。
「すべては心に始まり、心に終る」。
(文責)心身統一合氣道 弘心館道場 館長 師範 奥山弘邇
2026年01月08日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック

