2007年12月31日

一年を振り返って

今年は、日本人らしくない日本人が表に出て、嘘と偽りを表面化させ、戦後の日本人の自立(精神的自立・経済的自立・社会的自立)の脆弱性を暴露した一年であったと云っても過言ではない。

その最たるものは、一国の総理大臣の勝手な辞任、年金の役人の横領、等も挙げられるが、中でも、「食品に関する偽ものづくり」に関するものであろう。

「船場吉兆」の偽装には、お笑い芸人も、脱帽のパホーマンスを
提供した創業者の夫人(会長)であろう。

会長の息子(社長)とのお詫びの記者会見での、側面からの
指示を聞いて、テレビのチャンネルを突さに切り替えた。

嘘を言うように指示、自らの耳が聞こえないことにする態度…、
あまりにも見ていられない気分になったからである。

大正時代に生まれられた女性、さらには創業者としての夫から
何を学んで来られたのであろうか。

しかし、これが我が国の実態なのであろう。
来年は、我が国に自浄作用が何処からか働くことを期待したい。

さて、合氣武道について語ろう。
私の主宰する「弘心館合氣道」では、今年も多くの人たちとともに、修練を重ねてきました。

勿論、合氣道の創始者植芝盛平翁の「合気道」と籐平光一宗主が創設された「心身統一合氣道」がその根底をなしていることには、間違いはない。

この十年間は、まさに進化した年月でした。

合氣道創設者植芝盛平翁の
「合氣は愛氣である」
「わしは、血液でものを考えている」
「米糠二合持つ力があればよいのじゃ」
「真空の氣をはずせ」
「武産合氣じゃ」…
などの語録については、最初どうしても理解出来なかった。
しかし、五十五年経った今、その言葉も霧が晴れるように、
體が受けつけてくれる。

心身統一合氣道創設者籐平光一翁の
「合氣道は天地の氣に合する道である」
「力を抜けは、氣が出る」
「心が體を動かす」
「氣がでている・相手の心を知る・相手の氣を尊ぶ・
「相手の立場に立つ・率先窮行」…
この言葉も、又、霧が晴れるように、心と體に沁み込んでいる。

體を水の如く、力を抜ききって、心を平らにして、
ものごとと対峙する。
どこまでも相手の「氣」とともに。
導くと意識すると、氣は止まり出来ない
如何に相手の正中心と同化するかである。
自らの心と體は、天竺から地核に垂直に下りている
軸上に位置する。

唯「氣」を意識するだけでは駄目である
自らの體の206ある骨と、約500の筋肉を自在にもちいる
肩甲骨を動かす・股関節を畳む・膝を抜く…など。
そのためには、體の中の筋肉をもちいる
腸腰筋・ハムストリングスなど…、間違っても
上腕二頭筋、三頭筋は用いない、
………。

そして、體全体が、ゆ〜らり、ゆ〜らり…と。
何事もなかったように、対峙する相手と一体化する。
瞬間に相手を崩している。

相手の力を無力化した瞬間である。
来年もまだまだ進化していくであろう。
「錬氣」「表武」「実践」と。

一年間、お世話様になりました。熱く御礼申し上げます。















posted by 弘心 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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