2008年04月18日

「いつか離れる日がきても」

平井堅の新しい曲がリリースした。その曲名である。
詩の内容が今までの曲とは違い、聴く者の心に入り込む…。??[?h

今日の舞鶴は雨が降っている。
日本海側の雨天は何故が心が湿る。

家の前の花壇には、昨年そのまま放置していたチューリッブが赤・黄など花弁を見せている。

さらにレンギョも黄色い花弁を枝一面に付けている…。
美男蔓は去年の赤い花(3oほどの赤い丸いものが数個玉のようになった直径3pほどの球状のもの)をまだ大事に抱えている…。

湧水水路にはカラーが白い花を咲かせ、その下には、セリが新芽を出している。
裏の段々畑のの裏面には、ノビルが青い葉を一斉に天に向けて伸びている。

水蕗も大きな葉を広げその上にモリアオガエルがチョコンと乗っている…。
山菜として少し食するためにいただく。
これから草との闘いが始まる…。

今、その景色を一つ一つ意識をしながら、自分が歩いて来た半生を振り返っている…。
あまり多くはない父との想い出。特に共に過ごした東京での1時期は
私にとって決して忘れることはない。母のこと…、亡くした子供のこと…、ボランティア団体を主宰してそして参同して共に活動をして頂いた人達…、役所生活で38年間で4726人の人の出会い…、今の自分はその上にある。
沢山の人から様々なことを学ばせて頂いた。
感謝で一杯。

その中でも合氣道創始者植芝盛平翁との出会い、陽明学者安岡正篤(
まさひろ)先生との出会い、心身統一合氣道籐平光一先生、日本ウエルエージング協会創始者故吉田寿三郎先生との出会いは、私の人生を大きく変えた人生の師である。

幼い頃、父から学んだ「八光流柔術」と「小野派一刀流」は今ある全ての基礎ともなっている。
約五十五年間、合氣武道との関わりは自らの「心が體を動かす」真理を示してくれた。陽明学からは「知行合一」を学び、吉田先生からは、個と社会の関わりの真髄を学んだ。

これからの自分の使命は何であろう。今まで、自分なりに一つの結論を持って生きてきた。

今年は中江藤樹生誕400年にあたる。中江藤樹が心にしたこと。
自らの想いと重ね合わしている。
「目に映る対象物を欲望のままに、いたずらに追い求めることを止めて、まず自分に帰って、そこではじめて本当の自分を知る。
「そこからはじめて本当の生(せい)、生きることが生じる」のである。
自分に帰ることによって、自分の中にある「良知(りょうち)」を自覚することができる。この意味は、自らの心を通したものでなければ、単なる知識であって生きたものにはならないのである。

藤樹は「心の会得なく、只目にて文字を見おぼゆるばかりなるおば、眼(まなこ)にて文字をよむと位云いて、真実の読書にはあらず」「それ学問は、心のけがれをきよめ、身のおこなひをよくする本質となす」と「翁問答」で述べている。

さらに、藤樹は、また人間というものを省みて、考察した。
その結果、人間が人間たる所以、人の心のもっとも大事な要素と作用は、「愛」と「敬」にある、と唱えた。その中でも「敬」を重んじた。

その「敬の心」とは、「省(かえり)みて自ら懼(おそ)れ、自ら慎み、自ら戒めてゆく、偉大なるもの、尊きもの、高きものを仰ぎ、これに感じ、憧憬(あこが)れ、それに近づこうとすると同時に、自らも省みて恥じる」と言っている。

さらに、安岡先生は「愛は普遍的なもので、人間ほど発達しておらぬが、動物も持っておる。しかし敬は『天地の為に心を立つ』と言う造化の高次の働きであって、人間に到ってはじめて発達した心である。これは人間が進歩向上しようとする所に生ずる心」と説かれている。

又、藤樹から陽明学を学んだ熊沢番山(ばんざん)の言葉に「人を愛すれば、人もまた己を愛す。人の悦ぶ心をあつめて、親を敬ひ、子を愛す。和気身にみちて命ながし」と述べている。

陽明学を体得した中江藤樹や熊沢番山の文字通りの「知行合一」の思想と生き方は、いつの時代も人のあり方の根源をなすものであろう。

私が主宰する「弘心館合氣道」は、その思想を「陽明学」においていることは言うまでもない。その体系はほぼ纏まりつつある。
近いうちに公に出来るものと思っている。

話は元にもどして、私の半生の少しを述べた。そして今を見つめている。いつか愛する人との別れがある、これはどうにもならないことであろうと思う。その離れ方、別れ方にもいろいろあろう。
自らの眼に映っている表象を観て現実と思い、悩み苦しみ恨み喜び…
心を苦しめている。
しかし、真理はそうでないことに氣がついた今、新しい世界に心と體を羽ばたかせようと決心している。




posted by 弘心 at 12:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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